マリー・ロシェ アムネ・モワ 2021
フランス ロワール
白・辛口
葡萄:ムニュ・ピノ
容量:750ml
2020ヴィンテージまではソーヴィニョン・ブラン100%のキュヴェでしたが、2021年はソーヴィニョンが不作だったため、ムニュ・ピノ100%で醸造されました。
醸造
手摘みで収穫したブドウをダイレクトプレスし、野生酵母のみで自発的に発酵させる。
1/3は中古のバリック、2/3はタンクで醸造。
ブドウ以外の醸造添加物は一切加えずに醸造する。
その後、シュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。
SO2は醸造中は無添加。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に限り必要最小限のみ添加。
2021ヴィンテージはフレール・フォンタネル(トゥーレーヌのビオの造り手)からの買いブドウで醸造。
収穫は10月5日。2022年4月19日に瓶詰め。
総生産量 1,880 本。
アルコール度数は12度。2022年12月時点のSO2 トータルは 21mg/l。
味わい
メロンや白桃、スレート、黄リンゴ、パイナップルなどの香り。
アタックはとても柔らかく、フレッシュな口中には八朔のニュアンスが広がる。
フィニッシュにはマルメロのノートとともに心地良い旨味が残る。
マリー・ロッシェ自身によるコメント
『キュヴェの名前は、フランスの国民的歌手のシャルル・アズナブルの同名のシャンソンへのオマージュです。
このシャンソンは私にとって、青春時代にマルセル・ラピエールの下で経験したブドウの収穫を思い出させてくれる曲なのです。
というのも、マルセルの妻マリーは、収穫の時に畝の中でいつもこの曲を歌っていたのです。
ですから、この曲は澄み渡った秋の空の下での収穫の時の光や太陽を思い起こさせてくれ、そして、個性的な外観と味わいを備えたこのソーヴィニョンのキュヴェのように、私に新しい世界を開いてくれているのです。』
EMMENEZ-MOI アムネ・モワとは、フランス語で『私を連れて行って』という意味。
シャルル・アズナブルのシャンソンの中では、北国の灰色の空での生活に倦んだ女性が太陽の降り注ぐ南国に『私を連れて行って』と歌われる。
輸入元資料引用
【生産者情報】
マリー・ロシェ
ビオディナミ、ビオロジック
ポエジーに溢れたアール・ド・ターブルなナチュラル・ロワールのニューフェイス。
ロワールの数多くの造り手に大きな影響を与えてきたクロ・ロッシュ・ブランシュ。
その畑を引き継いで、ボワ・ルカ、ノエラ・モランタン、ローラン・サイヤール、ジュリアン・ピノーなどのドメーヌが誕生しました。
また、当初ノエラとサイヤールはクロ・ロッシュ・ブランシュの醸造所を借りていました。
そしてまた一人、ディディエ・バルイエとカトリーヌ・ルッソルの手助けを受けて、クロ・ロッシュ・ブランシュの醸造所でナチュラルワイン造りを始めた女性がいます。
2018ヴィンテージがデビューとなるパリ生まれのニューフェイス、マリー・ロシェです。
高校卒業後、マルセル・ラピエールで 5 年間ブドウ収穫を経験。その後は別の分野で働いていましたが、ナチュラルワイン造りに惹かれロワールに移住。レ・カプリアード、エルヴェ・ヴイルマード、ミカエル・ブージュ、ブリュノ・アリオンでの研鑽を経て、ミクロネゴスを立ち上げました。
ワインをアール・ド・ラ・ターブル(食卓の芸術)と考えるマリーのワインは、味わいだけでなくプレゼンテーションもポエジー(詩情)に溢れています。
このため初 VT からパリや欧米で大ブレイク。
輸入元資料引用
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